こひつじ幼稚園

こひつじ園だより5月号

月主題 見つける

4月に入ったりす組の子どもたちは、たくさんの新しいものと出会いながら、だんだんと生活の場を広げています。お母様との関わりでは、遊具を共有することなど考えもしなかったでしょうが、幼稚園では、どうしたらこれを自分の物にできるか考えなければなりません。お友だちや、先生に聞いてほしいこともどうやって伝えたらいいか考えなければなりません。友だちや先生との関係の中で、答えを見つけ、少しづつ自分の力を発揮しようとしています。

はと組の子どもたちも、自分より年下のりす組さんの存在を見つけてお兄さん、お姉さんになった自分を見つけているように感じられます。

ろば組のHくんが梅の実を見せて、これ見つけたんだ「先生に1個あげる」と差し出すので「ありがとう」と喜んでいただくと、だけどね「それ小さいの、それにちょっとホラ」と言って傷の部分を指差して教えてくれました。なんとなく、自分が良い方を持っていて、見てくれの悪いものを差し出したことに咎めを感じたのでしょう、Hくんの心の育ちを見つけて嬉しい気持ちになりました。

5月、子どもたちと共に、美しい自然や、お友だちの気持ち、新しい自分を見つけながら過ごしていきたいと願っています。

富田なおみ

「伸ばそうとするばかりでなく、伸びるのを待っているばかりでなく、 現に目の前でこうまで伸びゆくのを驚く心。それが五月の心である。

(倉橋惣三『育ての心』)