こひつじ幼稚園

こひつじ園だより9月号

月主題 試行錯誤
 
2学期が始まりました。今年は雨の多い夏休みとなり、旅行の計画や、外遊び、お洗濯にも工夫が必要でしたね。朝晩少しずつ涼しい空気を感じるようになり、じっくりと物事に取り組むのに良い季節に向かいます。
 みなさんは、「勉強」という言葉の語源をご存知ですか? 勉強とは「勉め、強いる」ことであるから、本来は気の進まないことを無理にする意であったそうです。学習の意味で「勉強」という言葉が使われるようになったのは、明治20年以降だそうです。
 勉強嫌いの子どもたちには、夏休み明けは憂鬱な日のようですが、こひつじ幼稚園の子どもたちはどうでしょうか?きっと2学期が始まるのを心待ちにしていたことでしょう。それは、幼稚園の保育が「勉強」ではなく「学び」だからです。教育学者の佐藤学師は、「勉強は強制してやらされるもの」「学びは自主的に取り組むもの」と区別しています。
 夏休みにお家でゆったりと過ごした子どもたちは、学びたがっていると思います。ですから、園では、道具や素材や人との出会いによって「活動的な学び」を、一泊保育や農業体験、運動会に向けて「協同的な学び」を、そして知識や技能を共有して「表現する学び」を試行錯誤しながら、提供していきたいと願っています。      
                       園長 富田なおみ