こひつじ幼稚園

こひつじ園だより7月号

月主題 探求

月主題に沿って、今月の暗唱聖句は「探しなさい。そうすれば、見つかる。」です。子どもたちが、「探しなさい。そうすれば、見つかる。」と覚えて言う姿を想像して、ちょっと楽しくなりました。あなたなら、どんなものを「探す」とイメージしますか?私がすぐに思い浮かべたのはダンゴムシでした。そして、確かに「見つかる!」と。

6月、子どもたちは、様々なものに関心を持って過ごしました。そして、関心の先で、探し求めていることでしょう。りす組の子どもたちは、お母さんに代わる安心できる人かもしれません。はと組は、とにかく面白いことに関心を寄せて、探しているかもしれません。虫博士の多いクラスなので、いろいろな虫・ダンゴムシも見つけましたね、幼虫だったアゲハチョウがさなぎになり、孵化するまでのプロセスも見届けました。ろば組は、どんな野菜を栽培しようかと、あれこれ調べて、ある野菜は種から、ある野菜は苗から育て始め、収穫もしました。この野菜に今必要なものは…と考えて、肥料をあげたり、水をあげたり、支柱を立てたり、受粉をしたり。 毎日新しいことを探しては見つけ、その経験をわかちあう友だちとの関係を深めています。7月、大事なことを様々に探求し、その先にある発見に、心踊る日であることを願っています。

園長 富田なおみ

こひつじ園だより6月号

月主題 関 心

4月の「安心」5月の「気づき」があっての「関心」であることを心に留めたいと思います。子どもたちは日を重ね、新しいクラスや、保育者に安心し、気づきを共有してきました。そして、一緒に過ごし、関わりを深め、お友だちや、先生、自分で蒔いた植物の種、梅の実やダンゴムシ、自然にも目を向け、関心を持つようになっています。

6月は保育参観がありますが、是非、お子さまの関心の先に心を寄せてください。どんな関わりの中で、お友だちと過ごしているでしょうか。お家では経験できない、砂遊びや、おにごっこ(ろば組では、ダンゴムシおに、カエルおにというのがあります)様々なことに興味、関心があることに気づいて、楽しんでいただければと思います。

先日、髪を切った牧師を見て、子どもたちは、不思議そうな顔をして、変化を探したり「髪切った?」と聞いてきたり「暑いもんね」と気持ちを感じ取っていたりと、その関心ぶりに感心しました。また、向かいのお宅のツツジの美しさに「きれいだねー」とお友だちと共感して「♫この〜花のように〜」と賛美する姿もありました。

子どもの関心事に気づく感性が子どもの心を育てます。参観で感じたことを受け止めて、ご家庭で子どもと語らいの時を持っていただければと願っています。               園長 富田なおみ

お知らせ

5月17日(火)に予定されていた親子遠足は、雨天の確率が高いので、19日(木)に延期いたします。

こひつじ園だより5月号

こひつじ園だより5月号 2016年4月28日

月主題 気づき

4月は新しいことがたくさんありましたね。新しい生活の始まりに新しいお友だち、先生との出会い、緊張と驚きが、だんだんと新しい風景から日常へと変わり、安心を得ることができました。

5月は「気づき」が主題です。子どもたちは、安心した生活の場で新たな発見を繰り返しています。4月と同じように見える砂場にも、ログハウスでのままごとにも、鬼ごっこや、虫探し、木登りでも、心が育ち、顔ぶれが変化したり、言葉が増えたり、季節を感じたりするのです。遊びは、子どもたちにたくさんの「気づき」を与えてくれます。そして、その「気づき」が、やる気や、根気、本気、元気な育ちとなるのです。

ですから、子どもの様子を丁寧に観察し記録し、報告し合い、自身の理解が適切かどうか、そして、集団としての子どもをどのように理解し次の日の保育に生かすか保育者は一生懸命考えています。そして、ろば組は、少しでも子どもたちが自分ですすめられるように、素材を整え準備をし、はと組は、流れがつかめるようなモデルを提供したり、りす組は、今月も安心の中で過ごせるようにと願って、子どもの気持ちを汲み取り、関わりを大切にしながら、お友だちの存在に「気づき」関心が持てるようにと願っています。お家の方々も「気づき」の中で、その子に適した、言葉かけをしていただければと願っています。

園長 富田なおみ

こひつじ園だより4月号

こひつじ園だより4月号 2016年4月8日
こひつじ幼稚園聖句
「光の子としてあゆみなさい」エフェソの信徒の手紙5章8節
年主題 平和をもとに
年主題聖句:キリストはわたしたちの平和であります。エフェソ2:14
月主題 安心
2016年度が始まりました。春休みに園庭の緑化工事が始まり、工事はほぼ終了しておりますが、草花が根付くまで、しばらくは子どもたち同様、よく観察をしながら、それぞれの特質を理解して愛しみ、育てなければなりません。ちょうど植物が根付いて、ぐんぐん伸びていこうとする時期に、子どもたちも新い環境に慣れ、遊びも盛んになっていくのだと想像しています。屋根も、樹木の枝葉でだいぶ痛んでおりましたが、修繕し、白いお化粧(遮熱塗装)をいたしました。
「こひつじ園だより」も皆様に読んでいただけるよう、工夫していきます。今まで「こひつじ園だより」と一緒にクラスの様子をお伝えしていましたが、そちらは、クラス新聞として、別便で、写真入り、カラー印刷でお届けする予定です。お楽しみに!
4月は「安心」が月の主題です。子どもたちが安心できるよう、声をかけ、居場所づくりをしていきます。保護者の皆さまにも安心していただけるよう、皆さまと共に幼稚園を創りたいと願っています、嬉しい出会いにドキドキの春、神さまの恵のうちに、安心して楽しい4月を過ごしましょう。                 園長 富田なおみ

こひつじ園だより3月号

こひつじ園だより3月号    2016年2月29日発行

 

こひつじ幼稚園聖句 「光の子として歩みなさい」

エフェソの信徒への手紙5章8節

年主題    『平和』をつくる

月主題   おおきくなった

 

めだかぐみの子どもたちと過ごした2月が終わりました。うさぎさんのエプロンをしてホールに向かう私に、ある子どもは、「あれ、なんか違う、かわいい」(ほめられているのはエプロンですが、なんだか、照れくさい)「先生、なんか手伝おうか」(そう言いながら、ホールでの遊びが気になる子)「研修の先生と思ったら、なんだ、なおみ先生か」「え〜、うっそ〜!なんかおかしい」(見ちゃいけないものを見てしまったような空気)どの反応も、私にとっては楽しい反応です。そして、めだかぐみに来て、歌を歌ってくれたり、お祈りをしてくれたり、おやつを配ったりと、それぞれの学年に見合ったお手伝いをしてくれました。ほんとうに「おおきくなったな」と思わせてくれた子どもたちでした。

先週、みなさまがよくご存知の「ぐりとぐら」の作家、中川李枝子さんのお話を聞く機会がありました。17年間世田谷の保育園で保育士として働かれたころの体験が作品の原点、とおっしゃって、たくさんのエピソードをお話くださいました。『子どもはみんな問題児』という昨年出版された書籍に、子育てには「抱いて」「降ろして」「ほっといて」と、子どもの発達にあわせた三段階があると書かれています。「抱いて」は幼稚園に来ている年頃まで、お母さんにとっては、一番幸せを共有できる時期、子どもが成長して「降ろして」といったら、降ろさなければなりません、さらに「ほっといて」といったら、見て見ぬふりをして手出し、口出しできなくなる、後で後悔しないために、「抱いて」の時期に、子どもに伝えたいことは全てつたえましょうと薦めています。

おおきくなることは、子どもにとっても、親にとっても嬉しいことですね。瀬田小学校の坂本校長の講演で、「ロボットと人間の違いについて」の問いがあり、私は、人間は「おおきくなる」ことが喜ばしい、機械は「ちいさくなる」ことが喜ばしいと思い浮かべていました。でも、それ以前に、相手がロボットだったらと想像してみてください「抱く」こともしたいことにはならないし、「お膝に乗せて」語らうなんていうこともありません。やっぱり、我が子は、幸せを分けてくれているのだと思いませんか。お膝に乗せて、何を語りましょう、おおきくなった喜び、大切ないのちのこと、平和、たくさん、たくさんありますね。

園長 富田なおみ

こひつじ園だより2月号

こひつじ園だより2月号         2016年1月29日発行

こひつじ幼稚園聖句 「光の子として歩みなさい」 
                  エフェソの信徒への手紙5章8節
年主題  『平和』をつくる
月主題   いっしょに

 1年は早い!と、学年の終わりを感じながら、2月よ、どうか逃げないで!と一日一日の保育を大切にせずにいられません。
 倉橋惣三著『育ての心(上)』の中に「こころもち」という文章があります。「子どもは心もちに生きている。その心もちを汲んでくれる人、その心もちに触れてくれる人だけが、子どもにとって、有り難い人、うれしい人である。子どもの心もちは、極めてかすかに、極めて短い。濃い心もち、久しい心もちは、誰でも見落とさない。かすかにして短き心もちを見落とさない人だけが、子どもと倶にいる人である。心もちは心もちである。その原因、理由とは別のことである。ましてや、その結果とは切り離されることである。多くの人が、原因や理由をたずねて、子どもの今の心もちを共感してくれない。結果がどうなるかを問うて、今の、此の、心もちを諒察してくれない。殊に先生という人がそうだ。」
 郵便局に出発するろば組を見送りながら、「はじめてのおつかい」に送り出す母の気持ちのような、我が心にハッとしました。(老婆・心であったかも)もう、充分に成長した子どもたちに、任せてなんの心配があるというのでしょう。「大丈夫」と背中を押して送り出すことが、今のろば組の子どもたちの心もちを応援することであったと反省させられました。
 さくひん展に向けて製作に取り組む子どもたちにも、さまざまな心もち、葛藤があることを承知しています。描いているものを作品に仕上げるというのは、その子の持つ力量だけでなく、いっしょに過ごす友だちや先生の「ことば」かけでいかようにも変化します。出来事の原因や理由を探る前に、まずその子の心もちを見落とさないでいなければならないと思います。
 手を加え、口を出し、子どもたちの作品を出来栄えよく仕上げることは、たやすいことです。でも、かすかな心もちに共感することのできる先生は、そんなことを選びません。じっと忍耐し、見守りながら、子どもたちのがんばりに期待して、満足感や、達成感を味わうことができるように、ふさわしいことばを選びながら、ひたすら、いっしょにいて見守るのです。この時期になると1年を通して「いっしょに」過ごした先生にしか解らない、かすかに発せられる子どもの心もちがあると感じます。それは、先生と呼ばれる者にしか味わうことのできない共感であり、感動です。
 子どもたちが、その子自身であることを充分に発揮する2月でありますようにと願い、全てを包み、「いっしょに」いてくださる神さまの愛に温められながら過ごしたいと思います。
                        園長 富田なおみ

こひつじ園だより1月号

こひつじ園だより1月号         2016年1月8日発行

こひつじ幼稚園聖句 「光の子として歩みなさい」 
                  エフェソの信徒への手紙5章8節
年主題  『平和』をつくる
月主題   いっしょに

 あけましておめでとうございます。冬休みはどのように過ごされたでしょうか。私は昨年の冬休み体調を崩した(インフルエンザでした)ことを反省し、スローペースで小掃除をし、小もてなし料理を作り、体力づくりのために犬と一緒に5キロほどの散歩を日課にして過ごしました。年始にある番組で、昨年世を去られた、岸朝子さんが紹介され、私は彼女の「いのちをいただいていのちを生きる」という言葉が耳に残り「食といのち」について思い巡らした休みでもありました。牧師は「おいしい物をいただいて、怒る人はいないでしょ」という言葉に反応して新年のメッセージをしていました。ともあれ、いただくいのちも、食卓を共にする方々も「人はひとりでは生きていない」というあかしに他なりません。いただくいのちによって守られるいのちがあり、また守るものと共に囲む食卓が、そのいのちを育み生かすのだと自覚いたしました。今月の主題「いっしょに」という言葉には、たくさんの意味を込めることができるように感じます。
 休みに入る前に、練られた「月のねがい」には、「いっしょに」の焦点を、友だち関係を中心にイメージしてたてられていますが、もしかすると子どもの「センス・オブ・ワンダー」(神秘さや不思議さに目を見はる感性)は、この冬の自然界の中にある「いっしょ」探しや、さくひん展に向けて製作を楽しみながら、モノづくりの素材の相性から見つけ出す「いっしょ」など、たくさんの「いっしょ」に気づくかもしれないと期待しています。
 食の話にもどすなら「おもちつき」で味わう、おもちにも「いっしょ」に食べると、さらにおもちのおいしさを引き立たせてくれる、きなこや醤油、のり、大根、納豆等、があります。神さまは、あらゆるものを創造されるとき「いっしょ」を想像して楽しまれておられたのかもしれません。ご家庭でも、お腹がすいたから食べるのではなく、心を満たす食事(いっしょの食事)をいたしましょう。子どもたちが「いっしょ」を楽しみながら、相互の良さを引き出しあう1月でありますようにとねがい、丁寧に、大切に「いっしょ」に過ごしながら見届けたいと思います。
                               園長 富田なおみ

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