こひつじ幼稚園

こひつじ園だより10月号

こひつじ園だより10月号   2015年9月30日発行

月主題   きもちがいい

 

こひつじまつりが終わり、賑やかさから一転、虫の鳴く声や、空気の冷たさに、秋の深まりを感じます、そして今宵は、十五夜さんというので、しばらく外でお月見をしました。雲の切れ間に綺麗な満月、爽快に汗をかいて「きもちがいい」という気持ち良さもあれば、冷んやりとした空気の中で「きもちがいい」と感じる気持ち良さもありますね。

『いいきもち』というタイトルの絵本があるのをご存知でしょうか?『かみさまからのおくりもの』と同じ作家、ひぐちみちこさんの作品です。地面に落ちた一粒の種は、土に抱かれて、いいきもち。花は風に抱かれて、いいきもち。魚は水に抱かれていいきもち。リスは緑の葉っぱに抱かれて、いいきもち。そして、赤ちゃんは…。みんなを見ているお日さまが暖かです。植物でも動物でも、みんな何かに抱かれているということが「きもちいい」ことなのでしょう。身近なところに いいきもち があるんだなと感じます。そして、実は子どもを抱いているお母さんも、お日さまや自然に抱かれている。

私たちがきもちいいと感じるには、大きな大きな何かに抱かれている安心が必要です。運動会を控え、練習に取り組みますが、1日の保育を終えた子どもたちが、さまざまな経験の中で、いいきもちで帰ることができるように、そしてまた、家庭で十分な愛に抱かれていいきもちで幼稚園に来ることができるように、繋がっていきましょう。こひつじの運動会は、競うことよりも「きもちいい」をご覧いただける運動会だと思っています。勝つことも、負けることも、助け合うことも、応援下さるみなさんの温かな眼差しに抱かれていれば、きっと「きもちいい」と感じることでしょう。今年はろばぐみのみなさんに進行役もお願いしています、子どもたちが作る運動会をお楽しみいただけることでしょう。

さて、終わりに、先週、私の体験した「きもちいい」を紹介します。

こひつじまつりの後、連休が明けての初日、Yくん「せんせい、ありがとうね」私は何にありがとうと言われたのかわからなかったので首をかしげると、「こひつじまつり、すごくたのしかった、だから、ありがとう。」と言って走っていきました。この「ありがとう」は、私だけのものにしては申し訳ない、みなさんほんとうにありがとう。

園長 富田なおみ