こひつじ幼稚園

こひつじ園だより9月号

月主題 躍動

夏休みをどのようにお過ごしでしたか。子どもたちは、エネルギーをいっぱい使って楽しい日々を過ごし、お家の方々は、そのエネルギーを受け止めることにエネルギーを使ったことでしょう。

子どもたちの登園しない園庭は寂しいようにも思えますが、代わって植物や虫たちが、躍動していました。春先に成長を心配していたイワダレ草も、一面に根を張り小さな白い花を一杯咲かせてくれています。

初めて栽培したスイカは、実をつけて大きく育ち、道路から見えることもあって、ご近所の方々も気にかけてくださり、カラスやハクビシンの撃退方や、腐れない方法などを教えていただき、見守られていました。

りす組から預かったザリガニも、元気に過ごしていました。我が家の犬が水槽を覗くと、大きなハサミを振り上げて立ち向かって、まるで、会話を楽しんでいるようにも見えました。

我が家でいただいた一番小さいザリガニは、2日前に2回目の脱皮を終え、また一回り大きくなりました。どれもこれも躍動を感じることばかりですが、取り分け、大きくなることを「しるし」として見せてくれる脱皮には、体が大きく成長するばかりでなく、内臓も新しくなり、脱皮を繰り返すたびにリフレッシュされると知って驚きました。命がある限り、脱皮を繰り返す生き物は、古くなることがないのだそうです。

子どもたちの成長は、皮を脱ぐように「しるし」は見えませんが、確実に心も体も大きくなっています。古い我が子のイメージを取り去って、脱皮した躍動する子どもたちを楽しんでいただきたいと思います。

園長 富田なおみ